その3−阪神大震災

 当時学生だった私は、成人式に出席する為に帰郷していた。16日(日)に弟と遊んで風邪をひき、ウンウンうなされて寝ていた。
 目が覚めると10時。授業が昼からなので午前中に帰ればいいと思っていたが...コレじゃあ遅刻だよ。
 私 『学校がぁ−!何で起こしてくれないの?』 母 『それどころじゃないって!!これ』
 TVに目をやると、とんでもない事になっていた。学校に電話して先生に事情を説明。
 私 『大阪に戻る手段がありません、どうしましょう?』
 先生 『頑張って帰ってきてね、それまでは公休扱いにしておくから』
 私 『皆は大丈夫ですか?』 先生 『まだ連絡取れない子がいるけど、殆ど大丈夫』
 一週間実家過ごして、四国経由の船で大阪へ帰る。
 住んでいた部屋は時計が倒れていただけで済んだが、本当に痛ましかった。